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20代前半で病院付属の専門学校卒業後、そのまま付属の総合病院へ今年４月から就職されています。

今回はその同期の方が退職される話を聞き「自分の自信もなくなってきた」とポロリ・・・

退職する新人看護師Aさんの同期は学年でも成績トップで看護師国家試験も満点で合格したそうです。人柄も明るく周りを気遣う性格でお姉さん的な存在でもあったようです。

４月から病棟配属となり勤務しており病棟特有の疾患などの自己学習もしっかりされていたようで、病棟の仕事も一生懸命覚える日々を送っていたようです。

しかしある日、先輩看護師から「まだそんな事も覚えてないの？何でできないの？」

と叱責されたそうです。

さまざま背景はあるようですが、結果的にこの言葉が決定的となり同期は看護師を続ける自身がなくなり退職を決めたそうです。

私に相談して下さった新人看護師Ａさんはこの出来事があり「自分の自信もなくなってきた」と言っていました。

新人看護師からは「ひとり立ちしなくてはいけないのは分かるけど、もう全部できないとダメな時期なんですか？他の病院はどんな感じなんですか？」と・・・

また、「先輩に教えて頂きていて、時間を使ってもらって迷惑かけてるな。と感じています。早く病棟スタッフの一員として力になれるよう一生懸命仕事を覚えるよう日々勤務しています」とも話してくれました。

キャリアのスタート場所は様々であり、これは看護師・医療従事者の方に限らず社会人に当てはまることです。

志を高く持ち看護師として働くことを選択しても今回のようなケースは多々あると感じていますし、目の当たりにもしてきました。

私自身のキャリアスタートは大学病院でしたが、病院によって新人教育へかけられる時間・人員・予算も違いますし病院・看護部としての教育体制が違うことを今はとても理解しています。

しかし新人看護師の視点で考えると、国家試験の勉強をしながら新卒看護師として働くための就職活動の中では、非常に困難だと思います。

指導して下さる先輩看護師たちがどのような人たちかによっても大きく異なり、キャリアスタート時点で将来の5年・10年・20年と違った人生になるでしょう。

もしかすると、看護師という仕事を辞める事もあるでしょう。

環境を変えることで看護師を続けていけることがある選択肢を知っておいて欲しい。と常日頃思っています。

今回のケースで退職した新人看護師への意見もさまざまあるかとは思いますが、そこは今回抜きにして考えて頂けると幸いです。

同じような新人看護師の方も多くいると思います、まずは気軽に相談して下さい。

また医療機関でも毎年新人看護師が定着しない・・・とお悩みの医療機関もまずは気軽に相談下さい。

看護師による看護師・医療従事者のための会社だからできることがあります。

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